警備員の背中

都市の公共空間で撮影された一枚です。白い手袋をはめた警備員が、コンクリートの階段を上っている後ろ姿が中心に捉えられています。階段の両側には黒い手すりが設置され、背景には冬枯れの木々と緩やかな斜面が広がっています。画面左手前にはぼやけた花の装飾が配置され、構図に奥行きを与えています。整備された歩道と植栽が調和した都市空間の中で、警備員の孤独な背中が印象的な一枚となっています。